ポリフェノール サプリ

ポリフェノールと活性酸素

 

ポリフェノールが有名になったのは、がん予防に効果があると言われるようになってからです。ポリフェノールは元々植物が自らを紫外線や外敵などから守るために作っている色素成分や渋みの成分なのですが、それが高い抗酸化作用を持っていて、人間の体内においても有害なものから守ってくれるからです。

 

人体の中でこのポリフェノールが作用する主な相手は活性酸素と呼ばれるものです。この活性酸素は体内で免疫機能の一部として、外敵が入ってきた時に増えて外敵を攻撃する機能なのですが、ストレスや紫外線を原因に過剰に増えることがあり、その場合に自らの細胞を攻撃してしまうのです。この攻撃によるダメージが細胞の機能低下や老化につながってしまい、細胞の突然変異、すなわちがん細胞の生成にも関係していると考えられているのです。

 

ポリフェノールの抗酸化作用は、この活性酸素による細胞への害を防ぐ役割をしてくれるので、がんの予防効果があると考えられているのです。しかし近年この活性酸素はがんだけでなく、多くのトラブルに関わっていることが分かりました。ケガや疾患によって体内にストレスがかかった部分には、この活性酸素が急増し、悪影響を与えることが分かったからです。そのため老化や病気にも活性酸素は関わっていると考えられ、抗酸化作用のあるポリフェノールの働きがより注目されるようになったのです。

 

ポリフェノールは増えすぎた活性酸素の害を最小限にする役割を持ち、病気の予防や抑制から症状の緩和、悪化の防止など幅広い効果を期待されています。積極的に摂取したいですね。

 

ポリフェノールと牛乳は相性が悪い

 

食品には相性があり、相性が悪いとせっかくの良い成分も効果を発揮することが出来ません。実はポリフェノールと牛乳は相性が悪いと言われていますがどうしてなのでしょうか。

 

牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品と多くのポリフェノールは基本的に相性が悪いので、健康効果を考えるなら間を空けてから摂取する方が良いでしょう。どうして相性が良くないのかというと、まずはポリフェノールと乳性品に含まれるガゼインという成分が結合してしまい、ポリフェノールの持っている効果が無くなってしまうのです。

 

何か有害なものになるということはないので、特別問題がないと言えば問題はないのですが、せっかくのポリフェノールが勿体ないのは間違いありません。また牛乳には鉄分が含まれていますが、この鉄分はポリフェノールの中のタンニンと結びついてしまうと吸収率が悪くなってしまいます。体を強くしようと牛乳を飲んでもそのために効果が薄れてしまうこともあるので注意しましょう。

 

実はこういった組み合わせは多く、ブルーベリージャムをヨーグルトにかけたり、抹茶ミルクを作ってみたり、ホワイトシチューで牛乳と野菜類を一緒にしたり、ミルクチョコやコーヒー牛乳など枚挙に暇がありません。苦手でなければ豆乳に変更するとガゼインが含まれていないのでこういったトラブルを減らすことが出来ます。せっかく摂取する食品ですから、栄養価の高い状態で頂きたいものです。

 

ポリフェノールの単純明快な摂取方法

 

多くの人がポリフェノールは身体に良さそうと思っていますが、ポリフェノールが入っている食材について分からなかったり、また分かっていても含有量はよく分からないのではないでしょうか。

 

ポリフェノールというのは、植物が光合成をする時に太陽の紫外線などから植物自身を守るために作っているものです。これは色素成分として存在しているので、植物の種類によってポリフェノールは実に多様な種類があります。ポリフェノールは抗酸化作用が高いことが共通点で、これは細胞の酸化を防いで老化や機能の低下を防いでくれる作用を持っています。それに付随して、各ポリフェノール特有のいろんな健康効果があるわけです。

 

ブルーベリーやカシスには「アントシアニン」という目に良いポリフェノールがありますし、マリーゴールドの花には「ルテイン」というポリフェノールがあり、これも目に有効です。チョコにはカカオポリフェノールが入っていますし、緑茶などにはカテキンというポリフェノールがあります。トマトなどのリコピンという赤い色素もポリフェノールです。

 

非常に多くの種類があるのですが、これをどのようにどのくらい摂取したらいいのか正直よく分かりません。ですから必要な目安量が示されていて、摂取が簡単なサプリメントを利用するのが最も簡単な方法です。どうしても自然の食品から摂取したいというこだわりがなければ、あれこれポリフェノールの摂取に頭を悩ませるよりも、目的にしたい効果を持ったポリフェノールのサプリメントを利用するのが単純明快で有効です。

 

ポリフェノールは熱に弱い?

 

調理の過程で加熱調理から壊れてしまう栄養素はたくさんあります。最も有名なのがビタミンCで、最近はDHAやEPAといった栄養素も加熱調理が良くないということが知られるようになってきています。ポリフェノールを意識して摂取している人にとっては、ポリフェノールはどうなのか気になると思いますが、基本的にポリフェノールは熱に強いものが多いのであまり心配は要りません。

 

考えてみれば、ホットが主力のお茶やコーヒーに多く含まれているくらいですから、熱には強いというのもうなずけます。むしろ根菜系からのポリフェノールは、加熱によって増えるものも多いようです。しかし温度が高くなるほどポリフェノールが壊れやすくなる傾向は確かにあるようで、焼いたり揚げたり、レンジに入れたりすると、壊れやすいということは言われています。

 

煮る、蒸す場合などは極端な高温にはなりませんから、まだ壊れにくいと言われています。ただしポリフェノールは基本的に水溶性ですから、水分の中にポリフェノールが逃げてしまうことは多いです。ですから出来るだけ煮汁など調理の中で出てきた水分も一緒に食べられるように工夫することが大切です。生で食べられるものであれば、そのまま食べるにこしたことはありません。生野菜やフルーツを頂く時は、出来るだけしっかり洗って皮ごと食べるようにすると、より多くのポリフェノールを頂くことが可能になります。

 

ポリフェノール補給はサプリで

 

ポリフェノールがカラダに良いと言っても、どのように摂取したらいいのか悩ましい人も多いのではないでしょうか。植物由来の成分ですから、植物性の食品を食べれば良いのですが、正直に言ってそれだけでは健康効果を期待するのは難しいと言えるでしょう。というのは相当量の植物性食品を摂取しなければならない上、高コストで調理の手間が必要になるからです。

 

誰かが毎日作ってくれれば良いのですが、男性の一人暮らしなど忙しく調理も苦手という人には、ハードルがかなり高くなると思います。だからと言って外食で食べられるような食事だと、なかなか新鮮な野菜や果物は多く出てきませんから、ポリフェノールはどうしても不足してしまうのです。

 

そこで便利なのがやはりサプリメントということになります。簡単に摂取出来ますし、調理の手間もありません。さらに言えばカロリーもほとんどありませんから、毎日の食事のパターンを変える必要もなく、栄養バランスを強化したりポリフェノールの効率的な補給が出来るのです。

 

サプリメントというと不安を感じる人もいますが、ポリフェノールのサプリは結局は自然の中から摂れるポリフェノールを凝縮したエキスを閉じ込めているもので、安全性も問題はありません。目的にしているポリフェノールだけをしっかり摂取すると食生活は偏りがちですから、そういった偏食を防ぐためにも出来るだけ栄養バランスの良い食事を意識しつつ、ポリフェノールはサプリメントで適宜補うのが理想的です。